【初心者でも簡単!?】ティアードワンピースの裾上げ(お直し)方法

ティアードワンピースの丈詰め(お直し) ミシン・裁縫

可愛いワンピースを買いました。
可愛くて、着回しも出来そうだったので2色買いしました。

シースルーのワンピースで春から夏にかけて着れるワンピースです。
袖の部分にゴムが入っているのでスタイリングに合わせて袖の長さを調整できます。

こちらがビフォーアフターです。

ティアードワンピースの裾上げ

アフターの写真にアイロンをかける前だったのでしわくちゃですがご了承下さい・・・

丈が短くなりましたね。

これから、私がいつもしている裾上げを説明していきます。

初めから愚痴になりますがワンピースって裾上げが一番めんどくさい。。。

なぜなら裾が広いから。

今回のワンピースなんて裾が広がってるから縫う範囲が広い広い。。。

めんどくさいなーと思いつつ今回もいつもと同様に裾上げ(お直し)していきます♪

私の他の記事も是非読んでくださいね。
「買物中毒な私がミシンを習うきっかけ」

1.ワンピースの採寸をする

背の低い私がこのワンピースを試着すると床につくかつかないかくらいの丈です。

今回はロングで着たいので足首くらいの出来上がりの丈にします。

何センチ裾上げしたいかと、縫いしろの長さを決めます。
今回は
裾上げ 9cm
縫いしろ 2cmなので
まずは7cm切っていきます。

全体図としてはこんな感じです。

ワンピース全体図

まずは、7cmのところに線を引き(画像紫線)、この線に沿ってはさみでカットします。

裁断

切ったらこんな感じになります。

裁断後
真っすぐ切れてない箇所もありますがそんなに神経質にならなくて大丈夫です。
私はかなり大雑把なので気になりません笑

2.ロックミシンをかける

ロックミシンをかけます。

ロックミシンは、布の端がほつれないようする「かがり縫い」や、伸縮性のあるニット素材の縫い合わせが得意なミシンです。

下の写真でも分かるように普通のミシンと違いますよね。

私は家にロックミシンはないのでいつも教室のロックミシンを使用しています。

ロックミシンの代用として家庭用ミシンの「ジグザグ縫い」を使うのもおススメです。

但し、仕上がりはロックミシンほどきれいではないのであくまで端の処理を家庭用ミシンでしたいという方は使ってみてください。

このように端の処理ができました。

ロックミシン

3.線を引く

次に裾から2cmと1cmのところに線をひきます。
こんな感じです。

線を引く

4.裾を三つ折りにする

裾を三つ折りにします。

まず2cmの線(紫線)の箇所に裾がくるように内側に一度折り、1cmの線(赤線)の箇所でさらにもう一度折りまち針を止めます。

布端が内側に折り込まれたような感じになっています。

折った箇所はそれぞれ、アイロンをしっかりかけておきます。

三つ折りにしてまち針を止める

5.しつけ縫いをする

マチ針で留め、その後しつけ縫いをします。

しつけ縫いが終われば、マチ針ははずしてください。

しつけ縫いの時点で、丈の長さが間違いないか、試着します。

しつけ縫い

しつけ縫いは面倒ですが、しつけ縫いをしないとミシンをかける際に生地がよれたりします。初心者の方はしつけ縫いをすることをおススメします。

6.流しまつり縫いをする

今回は、ミシンで仕上げるつもりだったのですが、ワンピースの生地が楊柳(ヨウリュウ)のため、ミシンで縫うとうまく縫えないかもというアドバイスを先生からもらいました。

そのため、手縫いで仕上げることにしました。

手縫いで裾上げを仕上げる場合は、流しまつり縫いをします。

表側の織糸1~2本と、裏側の三つ折りにした部分をすくうように縫います。

表側に縫い目が大きく出ないように気をつけてください。

表側に縫い目が出ない縫い方ですが糸の色は生地の色に合わせたものを使ってください。

7.アイロンをかける

最後にアイロンをかけます。

今回の生地はスチームアイロンで仕上げたほうがふんわりとなるのでスチームアイロンで仕上げます。

いかがでしたでしょうか。

今回は裾も広かったので全部の作業に3時間程かかりました。

ワンピースの裾上げはパンツに比べ縫う面積が広いので面倒ですが、工程はパンツの裾上げと同じです。

皆さんも是非チェレンジしてみてください!

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